2024年新年あいさつ

皆さん、新年あけましておめでとうございます。

日本国内も活気にあふれ２０２５年大阪・関西万博開催を目前としている大阪「さあこれから」という時なのですが与えられた課題は沢山あります。まずは資材の供給不足価格高騰の問題です。よくない状況が続いております。そういった状況になると苦しむのはいつも我々中小零細企業です。

そして後継者不足、人材育成という人の問題です。人材を確保するためには当然働く側に夢と希望を与えていく必要があります。大小問わず受注した工事の責任体制の明確化は必要です。

電気工事は今年も沢山の案件が出てくるでしょう。 そこで気を付けていただきたいのは最も大きな問題である、受注体系です。電気工事業者の人材不足は深刻な問題があります。

受注はしたが人手不足で人員がいないと言う問題は実際に起こっております。資材、人材を抱え込む大手企業も出てきております。我々中小零細企業が元請として受注する規模の電気工事よりも大手ゼネコンが受注する電気工事の方が増えてきておりますのでよく考えて仕事を選ぶ必要があります。

仕事を選ぶとは響きは良いが、選り好みではなく自社で施工できる工事をしっかりと見極める必要があると言う事です。

その為には、しっかりとした見積積算能力をもって利益確保できる知識、そしてしっかりと工程管理が出来るように人材教育をしていく必要があります。大阪府電気工事工業組合難波支部が情報発信の基となり皆さんのお仕事のお役に立てる、お困りごとを解決できる良きパートナーであること、資材の問題、人材の問題工事受注の問題、様々な問題解決できる社会的位置に存在していること。私たちは、自社も大切に考え育てていかなくてはなりません。

そして、電気工事業界も大切に考え育てていかなくてはなりません。

それには電気工事業界を支える皆さんの協力が必要です。宜しくお願い致します。

（最後に経営の神様、松下幸之助さんの言葉です)

経営は人間が行うものである。経営者自身も人間であるし従業員も人間。顧客やあらゆる関係先もすべて人間である。

つまり経営と言うものは人間が相寄って、人間の幸せのために行う活動だと言える。

これが、私の今年のビジネススタイルです。本年も、宜しくお願い致します。