2023年新年挨拶
皆さん、新年あけましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルスの流行、ロシアとウクライナの戦争、円安ドル高の問題で資材の供給不足、
価格の高騰と一挙に色んな問題が起こりました。
我々経営者としては、「ここが腕の見せ所」と言いたいところですが本当に大変です。
私も経営者としていくつかのピンチを乗り越えておりますが、今回は相当な山場を迎えるのではないかと思っております。
経営者一人が考えても埒が明かず、業界をあげて取り組んでいかなければならないぐらいの変化が
本当に必要でないかと考えております。
電気工事業界としても後継者不足、人材育成という人事の問題から工事受注体系の見直し、
資材供給の問題と解決していかなければならない課題があります。
一度に全ての課題解決とはいかなくとも一つ一つの課題を計画的に解決していき、
また今後生じる課題にも取り組んでいかなくてはならないです。
今まで先送りしていた問題が一挙に押し迫ってくると、何を優先し解決していくのか、その判断力がトップに問われます。
電気工事業界のこれからを考えるともう先送りは出来ない状況が来ております。
今まで先送りにしていた課題を、私たちは一つでも多く解決し、この大変な時期を乗り越え
次の世代に引き継がなくてはならないと考えております。
中小・零細企業のトップが知恵を絞ればこの電気工事業界は間違いなく良い業界になります。
この大変な時期を乗り越えた先には必ず良い時代が待っています。
そして、良くなった電気工事業界を次世代の後継者に引き継ぐことが私たちの使命です。
私たちは、自社も大切に育てていかなくてはなりません。
そして、電気工事業界も大切に考え育てていかなくてはなりません。
今こそ皆さんの協力が必要です。
今後とも株式会社セイコーをよろしくお願い致します。
最後に経営の神様、松下幸之助さんの言葉です。
どんなに悔いても過去は変わらない。
どれほど心配したところで未来はどうなるものでもない。
今、現在に最善を尽くすことである。
これが、私の今年のビジネススタイルです。
本年も宜しくお願い致します。