変化し続ける時代にあわない「Plan(計画)」
「Plan(計画)」→「Do(実行)」→「Check(評価)」→「Act(改善)」というサイクルでビジネスを進めていく「PDCA」
「PDCA」は工場などにおける品質管理の場で用いられてましたが、品質管理から企業経営やマーケティング
そして、個人の仕事の手順にまで応用されています。
しかし、PDCAが前提としているのは、「想定外のことが起きない」世界
常に安定していて、人間の心理や感情が関わらない環境の中で継続して改善を繰り返し品質を高めていく事には有効であるのですが、想定外のことが起きる「状況が変わり先が読めない環境」では、「Plan(計画)」を立てる時に予測したことが変化し、「Plan(計画)」が前に進まなくなる。
「PDCA」にこだわりすぎて「Plan(計画)」を大切にしすぎ、完璧な計画を作った上で物事を進めて行こうとする。
世の中が変化して行く中で必要なのは、完璧な「Plan(計画)」でしょうか?
もちろん、「Plan(計画)」は、物事を進めて行く為には必ず必要不可欠な事です。
しかし、「Plan(計画)」に時間をかけすぎ、「Do(実行)」に進めないそのシステムは、「Act(改善)」しなければなりません。
「Observe(観察)」→「Analysis(分析)」→「Creation(創造)」→「Desigh(立案・設計)」
サイクルではないですがこれからの変化し続ける時代に必要な流れです。
想定外の事は、必ずおこります。大切なのは、予期せぬ問題の解決をスムーズに熟していく。
問題にこだわるのでは無く、解決に向けた考え方を持ち時代の流れに乗る。
「状況が変わり、先が読めない環境」ではしっかりと「Observe(観察)」し、「Analysis(分析)」そして、「Creation(創造)」し「Desigh(立案・設計)」して行く。
先が読めない環境ではお手本にすることはなく、自身でしっかりと問題解決に向けた考え方でチャレンジしていただきたいと思います。