2018年新年のあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
私たちの電気工事業界は大きく変わろうとしています。
第一次産業革命から第三次産業革命を終え、第四次産業革命の時代がやってきました。
今から118年前の1900年、ニューヨークの5番街イースターは馬車が走っていました。
それから8年後、T型フォードが発売され大量生産されたことで、1913年には馬車がほとんど車に変わりました。
画期的なテクノロジーが生まれると、10年ぐらいで世の中は変わります。
人工知能(AI)がどんどん進化している今、人工知能(AI)が世の中を変えることは間違いないと思います。
時代の変化に対応出来るように、情報に敏感である事と素早い行動力は常に意識していきたいですね。
そして、やはり組織には人が必要です。【人材】から【人財】へと変わると思います。
「働き方改革」という言葉をよく耳にすることと思いますが、電気工事業界にも改革がやってくると思います。
【お客様第一主義】から【従業員第一主義】の時代になってくると思います。
企業は、仕事の受注方法をしっかりと考えていくという時代です。
安価な価格で受注して、従業員に必要以上な仕事をさせるという事で、企業や業界の質を向上させる事に繋がり、
人が集まらないという負の連鎖に陥ることは避けたいものです。
やはり、会社も従業員もそして業界も、質の向上に取り組み成長していきたいですね。
そう考えると人を育てることが出来る企業・業界にならなければいけないと思います。
教育もやはり変えていかなければいけません。
長寿命化社会を迎えた今、若者たちにどう教育していくか?も大事ですが、今までの常識と向き合い、
通用する常識、通用しない常識をしっかりと見極めることが大切です。
これからの若者たちにも、「言われたことをただ聞き入れるのではなく、自分の頭で考え知恵を絞る」
ということを強烈にインパクトのある言葉で伝えることが教育にも必要です。
私たちがやらなければならない教育は、未来のニュートンの前でリンゴを落とすということで、
新しい技術の発展になる情報やヒントを提供して、それを形にしていき、導いていくことだと思います。
そして人間がしていかなければいけない教育とは、
クリエーティビティ・・・創造性であったり独創性。
クリティカル・シンキング・・・皆が当たり前に思うことを本当かな?と疑ってかかる力。
コミュニケーション・・・人間社会を良い方向に成立させるための基礎的な条件。
コラボレーション・・・異なる分野の人や団体が協力して取り組むこと。
これらは、人工知能(AI)やロボットが進化していく中で人間に求められる力です。
今年も、色々なことが変化していく年になりそうでうすが、
それに対応できる知識、情報、行動で挑戦していきます。
これが、今年の私のビジネススタイルです。
本年も宜しくお願いします。